どこまでも空は青く


父を天に送り

私の父は四年前に天に召された。

家の教会だったところに「宣教師」さんが来てくださることにな
り、まだ未信者だった父は 教会にする家探しから積極的に手
伝った。
宣教師さんが来てくださる予定の日の直前に
いい物件がみつかった。
父はしみじみと「神さまってすごいな。」と言っていた。
教会ができ 父が一人目の受洗者となった。

教会も順調に成長していった
在る日 父は突然倒れ 「脳梗塞」になった。
半年ほどすると「ボケ」の症状があらわれ
退院後 脳血栓の母との二人ぐらしとなり
本当に瞬間、瞬間 神に頼らなければならなくては
生活できなかった。でも たしかに「おりにかなった助け」を
主はご用意してくださった。

「ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」 ヘブル 4章16節

4年前にいよいよ父が悪くなり
半年間の入院の後、天に召された。
最後の3週間は骨と皮状態でICUの中だった。
病院に面会にいくのに 深呼吸してからじゃなきゃ行けない
ほど 付き添っていた私もボロボロだった。
「どうして あんなに あなたに従っていた父に あなたはこ
うされるんですか!」
何度も泣いて祈った。

召される一週間前だったろうか。
母と面会に行くと
ICUの看護婦さんが 母の側に寄ってきて 話しはじめた。

「***教会の方ですよね。この間 牧師さんが面会にこられ
たのでわかりました。S市の姉がクリスチャンでこちらに遊びに
きてくれたとき 一度 ***教会に行ったことがあるんです

でも引越しされたんですか。今の場所はどこでしょうか。」

母は看護婦さんとしばらく話していた。母は彼女が一度教会に
来られたことをおぼえていなかった。

ICUをでると 母は落ち着いた声で 話しはじめた。
「昨日の朝 今と同じことを幻でみたの。看護婦さんみたいな
人が私に教会の場所を尋ねるの。」

その後 父が天に召され
家に遺体を運び 、来客が来る前に 家の中を整理していた
ら ポロッと父の「手帳」が出てきた。
母も 父がそんなものを書いているとは知らなかった。

「今日***さんが教会に来られました。***さんが救われ
るように祈ります。」と書いてある。

***さんとは 母に話しかけたICUの看護婦さんの名前だ。
母と二人でただ驚くばかりだった。
私は「今はわかりませんがこれでいいのですね。」と主に言った。
信仰があったわけでもないし、力もなかった。

何年間も悲しく、辛かった。でもじょじょに主は私を癒し続けて下さった。そして これからも癒し続けて下さる。 2004年9月10日・記

まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
          ヨハネ 12章24節
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by powder_snow31 | 2004-09-10 21:35 | 証し

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